大河『べらぼう』横浜流星が脱け殻状態、第43回で意味深ラストに騒然 歌麿との決別と妻の早産で人生どん底

「やわらかな光が差し込む草原に、小さなバンビが静かに草を食む様子。倒産後の再出発を象徴する希望の光が差す風景。」

横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第43回「裏切りの恋歌」が2024年11月9日に放送され、意味深なラストシーンが大きな反響を呼んでいる。義兄弟である喜多川歌麿(染谷将太)から”決別”を告げられ、さらに妊娠中の妻・てい(橋本愛)が早産で急に産気づくという、ダブルショックに見舞われた蔦重。不精ヒゲを生やしてやつれた様子で仏壇の前に呆然とする姿が映し出され、ていや子どもの安否について明かされないまま幕を下ろした。ネット上には「まさか…」「安否はどっちだ!?」「おていさん退場なのか?」といった不安の声が相次いでいる。

目次

蔦重と歌麿が決別 西村屋の万次郎との件で動揺する蔦重

■ 大河ドラマ『べらぼう』第43回の概要
項目 詳細
放送日 2024年11月9日(日)午後8時
放送局 NHK総合ほか
第43回タイトル 「裏切りの恋歌」
主演 横浜流星(蔦屋重三郎役)
主な展開 歌麿との決別、ていの早産、蔦重の失意
重要人物 喜多川歌麿(染谷将太)、てい(橋本愛)、西村屋万次郎(中村莟玉)
意味深ラスト やつれた蔦重が仏壇の前で呆然、ていと子の安否不明
視聴者反応 「おていさん退場なのか?」「まさか…」と騒然

吉原の借金返済のために進める50枚の女郎絵 歌麿が”面白え本屋は蔦重だけじゃねえ”と告げる

蔦重(横浜流星)は、吉原への借金返済の代わりとして、歌麿(染谷将太)が描く50枚の女郎絵の準備を進めていた。しかし、蔦重との関係に悩む歌麿の気持ちも知らず、半ば強引に仕事を進める蔦重だった。そんな中、ある日、歌麿が西村屋の万次郎(中村莟玉)と組む話を聞き、蔦重は激しく動揺する。

蔦重は歌麿のもとを訪ねて、万次郎との件を切り出した。すると歌麿は万次郎を「面白えんだよ」と認め、「面白え本屋は、なんも蔦重だけじゃねえ」と語る。この言葉は、長年義兄弟として共に江戸のアートシーンを席巻してきた二人の関係に、決定的な亀裂が生じたことを示していた。

引き留めたい蔦重は、これまでの勝手な言動について頭を下げるものの、歌麿は「おていさんと子、とびきり大事にしてやれよ」と言い、話を終わらせるのだった。歌麿にとって、蔦重が一番欲しかったものは「蔦重との真摯な協業」であり、「こう来たか、をまた持ってこいよ」という願いだったのかもしれない。

しかし、蔦重はそれに気づくことができなかった。「蔦重は、お前のため、お前のためって言いながら、俺のほしいものは何ひとつくれねえんだ」という歌麿の言葉は、積年の思いの吐露でもあった。江戸を代表する版元と絵師の名コンビは、ここで事実上の決別を迎えることになったのである。

妻・ていが突然の産気づき 想定より早い出産に”生きてはいけませんよね?”

義兄弟・歌麿から”決別”を告げられて、失意の中で店に戻った蔦重。歌麿が蔦重に手渡した絵を見た妊娠中の妻・てい(橋本愛)は急に産気づくと、駆け付けた産婆から「産んじまうしかないね」と告げられる。想定していたよりもかなり早いお産に対して、ていは「いま産まれたら、生きてはいけませんよね?」と荒い息で応じる。

この時代、早産は母子ともに命に関わる深刻な事態だった。医療技術が発達していない江戸時代において、出産は常に命がけであり、特に予定より早い出産は赤ちゃんが生き延びる可能性が極めて低かった。ていの言葉は、その厳しい現実を理解した上での、覚悟を込めた問いかけだったのである。

しかし、ていの命を守るために、急遽お産が始まるのだった。視聴者からは「おていさん、幸せそうな表情です」と劇中で妊娠を喜んでいた橋本愛のオフショットが公開されていただけに、この急展開に衝撃が走った。前回の放送では、ていのお腹の子が初めて動いたシーンが視聴者の最注目ポイントとなり、「もう動き出しやがったか! このべらぼうめ! ははは」と喜ぶ蔦重の姿が印象的だっただけに、その落差が視聴者の不安を増幅させた。

■ 第43回の主な展開と感情の流れ
場面 展開 蔦重の心情
吉原での取材 歌麿が50枚の女郎絵を描くため、吉原で熱心にスケッチ。蔦重は半ば強引に仕事を進める 借金返済のために必死。歌麿の心情には気づいていない
万次郎との件 歌麿が西村屋の万次郎と組む話を聞き、蔦重が動揺。歌麿に確認しに行く 「面白え本屋は蔦重だけじゃねえ」と言われ、衝撃を受ける
歌麿との決別 頭を下げて引き留めようとするも、歌麿は「おていさんと子、とびきり大事にしてやれよ」と言い残して去る 義兄弟から三行半を突きつけられ、深い失意に沈む
ていの産気づき 失意の中で店に戻ると、妊娠中の妻・ていが歌麿の絵を見て突然産気づく 想定より早い出産に戸惑い、母子の命を案じる
意味深ラスト 不精ヒゲを生やしてやつれた蔦重が、仏壇の前で呆然とする姿が映し出される 脱け殻状態。ていと子の安否は不明のまま幕

やつれた蔦重が仏壇の前で呆然 意味深ラストに”おていさん退場なのか?”と騒然

不精ヒゲを生やして脱け殻状態の蔦重 ていと子の安否は明かされず

その後、不精ヒゲを生やしてやつれた様子の蔦重が、仏壇の前で呆然とする姿が映し出され、ていや子どもの安否について明かされないまま第43回が幕を下ろした。この意味深なラストシーンは、視聴者に強烈な印象を残し、ネット上では大きな反響が広がった。

「あ、あの…おていさんと赤ちゃん、まさか…」「おていさんと子どもは!?死んだの!?」「安否はどっちだ!?」「とにかくおていさんが心配」「おていさん退場なのか?」といった不安の声が相次いだ。仏壇の前で呆然とする蔦重の姿から、最悪の事態を想像した視聴者も多かったようだ。

歌麿との決別と、妻・ていの早産という人生でかつてないダブルショックを受けた蔦重。悲嘆のどん底に突き落とされた蔦重の心身が何より心配される状況である。これまで明るく前向きに江戸のアートシーンを切り開いてきた蔦重が、ここまで追い詰められた姿を見せるのは初めてのことだった。

美術展ナビの記事では「悲嘆のどん底に突き落とされたていの心身が何より心配です。母体は無事だったのでしょうか。お腹の子は。。。」と記されており、制作側も視聴者の不安を煽るような演出を意図的に行っていることがうかがえる。

史実では蔦屋重三郎に子供はいた? ドラマの展開と史実の関係

今回の衝撃的な展開を受けて、視聴者の間では「史実では蔦屋重三郎に子供はいたのか?」という疑問が広がっている。実は、史実を紐解くと、蔦屋重三郎には娘と息子の2人の子供がいたとされている。しかし、その詳細については資料が少なく、謎に包まれている部分も多い。

ドラマ『べらぼう』で橋本愛が演じる「てい」というキャラクターは、脚本家・森下佳子によるオリジナルのキャラクターで、実在の人物ではない。史実では蔦屋重三郎の妻の本名も明らかになっていないため、ドラマではフィクションとして描かれている。

一部の考察記事では、「『べらぼう』でおていの子が死産するという展開は、史実の『子供不在』を象徴的に描いた演出と考えられる」という指摘もある。蔦屋にとって家族の喪失は、出版という形で”子”を残すという生き方への転換点になったのかもしれない、という解釈も可能だ。

しかし、史実では蔦屋重三郎には二代目以降の跡継ぎが存在し、蔦屋という屋号は続いていった。そのため、ドラマでの展開がどのように史実と絡み合っていくのか、今後の展開が注目される。

江戸時代の出産と早産のリスク

江戸時代の出産は命がけであり、妊婦死亡率は現代とは比較にならないほど高かった。特に早産の場合、赤ちゃんが生き延びる可能性は極めて低く、保育器や新生児医療が存在しない時代においては、未熟児が生存することはほぼ不可能だった。

産婆の存在は重要だったが、医学的知識は限られており、難産や早産の際にできることは非常に限られていた。「産んじまうしかないね」という産婆の言葉は、当時の医療技術の限界を示している。

ていが「いま産まれたら、生きてはいけませんよね?」と問いかけたのは、そうした時代背景を理解した上での覚悟の言葉だったのである。

歌麿の画業全盛期と『歌撰恋之部』の制作過程 ドラマと実際の作品が絶妙に絡み合う

第43回では、歌麿の画業全盛期の作品群とストーリーが絶妙に絡み合う進行が大きな見どころとなった。美術展ナビの記事では「これぞ『アート大河』『文芸大河』というシーンの連続」と評されており、歌麿の創造性の高さがドラマを通じて見事に表現された。

吉原を舞台に、歌麿は花魁たちを熱心にスケッチする。吉原屈指の大店である扇屋の大名跡、花扇をモデルにした作品や、遊女たちの日常を細やかに描いた『青楼十二時』シリーズの制作過程が再現された。染谷将太は「作画の『吹き替えなし』」を実践しており、自ら筆を取る姿は凄い集中力を見せたという。

特に注目されたのは、『歌撰恋之部』というシリーズの制作過程である。歌麿は「恋」そのものを可視化しようと考え、恋する女性たちの姿を追い続けた。蔦重は単純に「歌麿に好きな女ができた」と思い込み、無邪気に喜んだが、歌麿の狙いはもっと深いものだった。

ドラマとしては、アーティストとしてのチャレンジであると同時に、歌麿自身の蔦重に対する強い思いがあったからこそ、「恋」というモチーフにこだわり、自らの思いを託したのだろう。「裏切りの恋歌」というタイトルには、蔦重への「裏切り」と、蔦重を愛するが故の「恋」の探究、という二つの意味が織り込まれていたと考えられる。

『歌撰恋之部』の中でも特に意味深だったのが、「深く忍ぶ恋」という作品である。お歯黒がのぞいているので既婚者であり、うつむく顔、微妙な目線で人に知られてはならない恋に思い悩む様子が巧みに表現されている。「深く忍ぶ恋」とは歌麿自身の蔦重への思いに近いものだったのかもしれない。

■ 第43回で登場した歌麿の代表作と関連エピソード
作品名 ドラマでの描写 作品の特徴
『扇屋内花扇』 吉原屈指の大店・扇屋の大名跡、花扇をモデルにスケッチ 短冊と筆を持たせ、和歌を思案する場面。花魁の知性と品格を表現
『青楼十二時』シリーズ 政演(京伝)の『錦之裏』の趣向を錦絵にするアイデアが出る 吉原の1日を十二の時に分けて描き、遊女たちの日常を表現
『北国五色墨』 下級の遊女たちにも取材する歌麿の姿勢 「てっぽう」など最下級の女郎を描いた異色作。リアルに徹底
『歌撰恋之部』シリーズ 「恋」を可視化しようとする歌麿。制作過程のスケッチが多数登場 恋する女性たちの様々な表情と心理を描いた最高傑作
『深く忍ぶ恋』 意味深な作品として登場。歌麿の蔦重への思いを象徴か 既婚者が人に知られてはならない恋に思い悩む様子を表現

松平定信の失脚と高岳の再登場 ”手袋”の因縁が再び動き出す

ロシアのラスクマン来航問題で大老の座を逃した定信 治済に見事にハメられる

ドラマの舞台となった寛政4年(1792)から5年にかけての時期は、幕府も大きな危機を迎えていた。ロシアのラスクマンが漂流民の大黒屋光太夫らを連れて蝦夷地に来訪し、日本との通商を開くことを目的として江戸に向かいたいという意向を示したのである。

老中・松平定信は「礼と法」を基本に対応し、ロシアには丁重に接遇しつつも、「外交交渉の場は長崎、という決まりがある」として江戸での会談を拒否。問題を先送りにした面もあるが、とりあえず危機を脱した定信は、将軍家斉にも高く評価され、「大老」の座を伺えるまでになったと思い込む。

しかし、すべては一橋治済の掌の上で踊らされているに過ぎなかった。「老中と将軍補佐を辞します」と伝えれば、その場で大老に任じられるかと思いきや、見事に梯子をはずされて「お前はそのまま休んでいいよ」という思わぬ展開に。将軍家斉をはじめ、満座の笑いが定信のプライドを粉々にぶち壊した。

定信が布団に突っ伏して悔しがるのは、自らの政策判断の誤りで恋川春町を失って以来である。いかに無念だったのかが伝わる演出だった。この時期、家斉や治済と関係が悪化し、定信が幕政から離れたのは史実どおりであり、時の権力者の退場劇がドラマチックに描かれた。

因縁の”手袋”が再登場 大奥総取締・高岳が失意の定信の元を訪れる

幕切れ、あっと驚くシーンが挿入された。かつて大奥総取締を務め、一時は江戸城内で大いに権勢を振るった高岳(冨永愛)が、失意の定信の元を訪れたのである。そして、あの因縁に満ちた「手袋」を定信に差し出した。

この手袋は、『べらぼう』の枢要な登場人物の「死」と陰謀に何度となく絡んだ、恐るべきアイテムである。高岳が田沼意次に頼んで誂え、定信の妹である種姫の名前で、先代の将軍家治の世継ぎだった家基に贈ったもの。指先を噛む癖があった家基は、何者かが手袋に仕込んだ毒で暗殺された。

この手袋に不審点あり、と察知した老中の松平武元も急死。手袋は武元の手元から無くなっていた。意次の依頼で家基の死の背景を探った平賀源内は、手袋を使った暗殺という真相にたどり着くが、巨大な陰謀の存在を世に問おうとして、人殺しの濡れ衣を着せられ、結局、獄中で命を落とした。

一橋治済が主導した一連の工作で、裏の主役を務めていたのは将軍・家斉の乳母で、大奥御年寄の要職にあった大崎である。高岳は治済らの陰謀に振り回され、結局、江戸城を去ることになったのだった。そんな高岳が、なぜ今になって定信に接近したのか。治済や大崎に関わってくるのか。新たな陰謀の始まりを予感させる展開である。

■ 第43回『べらぼう』に関するよくある質問
質問 回答
ていさんと赤ちゃんはどうなったのか? 第43回のラストでは明かされず。仏壇の前で呆然とする蔦重の姿から最悪の事態を想像する視聴者も多いが、次回以降の展開を待つ必要がある
歌麿と蔦重は完全に縁が切れたのか? 歌麿は「面白え本屋は蔦重だけじゃねえ」と告げて西村屋の万次郎と組むことを示唆。義兄弟としての関係は決別したが、今後の展開次第で関係が修復される可能性もある
史実では蔦屋重三郎に子供はいたのか? 史実では娘と息子の2人の子供がいたとされるが、詳細は謎に包まれている。ドラマの「てい」はフィクションのキャラクターで、展開も創作である
西村屋の万次郎とは誰か? 西村屋の二代目となる人物で、歌麿に熱心にアプローチ。ギラギラした目が若いころの蔦重を思わせる存在として描かれている
高岳が定信に手袋を渡した意図は? 現時点では不明。将軍家基の暗殺に関わった因縁の手袋を渡すことで、新たな陰謀が始まる可能性がある。治済や大崎との関係も注目される
第44回はいつ放送されるのか? 2024年11月16日(日)午後8時にNHK総合ほかで放送予定。ていと赤ちゃんの安否が明らかになると期待される

人生どん底の蔦重 歌麿との決別とていの早産が示す「創作と家族」のジレンマ

蔦重が一番欲しかったものは何だったのか 歌麿の言葉の深層

「蔦重は、お前のため、お前のためって言いながら、俺のほしいものは何ひとつくれねえんだ」。歌麿が蔦重に投げかけたこの言葉は、長年の積み重ねの中で生じた感情的なすれ違いの集大成だった。歌麿が本当に欲しかったものは何だったのか。

一つは「蔦重自身」という積年の思いの吐露である。義兄弟として、ビジネスパートナーとして、そして一人の人間として、歌麿は蔦重に深い愛情を抱いていた。しかし、蔦重はそれに気づくことができなかった。「おていさんと子、とびきり大事にしてやれよ」という歌麿の最後の言葉は、自分が得られなかったものを蔦重に託す、切ない別れの言葉だったのかもしれない。

もう一つは、「蔦重との真摯な協業」である。かつての蔦重は、次々と斬新なアイデアを持ち込み、歌麿を驚かせ、興奮させる存在だった。しかし、いつからか蔦重は借金返済や経営に追われ、歌麿との創作における対等な関係が失われていった。西村屋の万次郎のギラギラした目に、かつての蔦重の姿を見た歌麿は、「こう来たか、をまた持ってこいよ」という願いを抱いていたのではないだろうか。

しかし、蔦重は最後まで歌麿の本心を理解することができなかった。「相手が誰か教えろよ」とティーンエイジャーのようにはしゃぐ蔦重の姿は、歌麿にとって「相変わらず蔦重、何にも分かってねえなあ」と半ばあきれ、半ば苦笑いをするしかない光景だった。

「創作」と「家族」のジレンマ 蔦重が直面する人生最大の試練

歌麿との決別と、妻・ていの早産。この二つの出来事は、蔦重にとって「創作」と「家族」というジレンマを突きつけるものだった。歌麿は蔦重に「おていさんと子、とびきり大事にしてやれよ」と言い残したが、それは蔦重がこれまで家族よりも仕事を優先してきたことへの痛烈な批判でもあった。

しかし、皮肉なことに、その言葉を受け取った直後に、蔦重は妻の早産という家族の危機に直面することになる。創作のパートナーを失い、家族の命も危うい状況で、蔦重は人生で初めて、本当の意味で孤独に向き合わざるを得なくなったのである。

不精ヒゲを生やしてやつれた様子で仏壇の前に呆然とする蔦重の姿は、すべてを失った男の絶望を表現している。これまで明るく前向きに、「ちっちゃい事は気にするな」という精神で江戸のアートシーンを切り開いてきた蔦重が、ここまで追い詰められた姿を見せるのは初めてのことだった。

ドラマのタイトル『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が示すように、蔦重の人生は栄華と挫折の物語である。今回の第43回は、その「栄華」から「挫折」への転換点となる重要なエピソードだったと言える。果たして蔦重は、この人生最大の試練を乗り越えることができるのか。次回以降の展開が大いに注目される。

■ 第43回の総括
項目 内容
放送回 第43回「裏切りの恋歌」(2024年11月9日放送)
主な展開 歌麿との決別、ていの早産、蔦重の失意、定信の失脚、高岳の再登場
歌麿の作品 『歌撰恋之部』シリーズの制作過程を再現。「恋」を可視化する試みが描かれた
意味深ラスト やつれた蔦重が仏壇の前で呆然。ていと子の安否は不明のまま幕
視聴者反応 「まさか…」「おていさん退場なのか?」「安否はどっちだ!?」と騒然
次回予告 第44回でていと赤ちゃんの安否が明らかになると期待される

江戸のアートシーンを代表する名コンビ、蔦重と歌麿の決別。そして、家族の危機。人生どん底に突き落とされた蔦重が、この試練をどう乗り越えるのか。『べらぼう』は最終盤に向けて、ますます目が離せない展開となっている。次回以降の放送にも大きな期待が寄せられる。

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※当ブログは英会話教室「NOVA」とは一切関係ありません。ドメイン名の「nova」は偶然の一致です。

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