フェラーリF12tdf、7130万円から公売開始！過去最高額を狙う？

東京国税局がイタリアの高級車、フェラーリF12tdfをインターネット公売で出品しました。7130万円という最低入札価格が設定されており、注目を集めています。

フェラーリF12tdfはわずか1509キロの走行距離を持つ希少なモデルで、その価値は億を超えることも。今回は出品内容、さらにネットの反応について詳しく掘り下げていきます

東京国税局、フェラーリF12tdfを公売に出品

東京国税局は、イタリアの高級車フェラーリF12tdfをインターネット公売「KSI官公庁オークション」で出品しました。このオークションでは、7130万円という最低入札価格が設定されています。

過去最高額を目指す入札

今回の公売は、税金滞納による差し押さえ財産を強制的に売却するものであり、国税当局としては不動産を除く過去最高額の出品となります。これまでの最高額は、今年8月に出品された別のフェラーリで5680万円でしたが、落札価格は約9430万円に達しました。

出品内容と入札期間

出品されるフェラーリF12tdfは、ガンメタリックのボディカラーを持ち、走行距離は1509キロです。入札期間は11月11日午後1時から13日午後1時までで、多くの人々に参加を呼びかけています。

その他の出品物

国税当局はフェラーリの他にも、1690万円の腕時計や不動産など多様な財産を出品しています。国税庁の担当者は、「適正かつ公平な課税・徴収の実現のために滞納処分を実施している」と述べ、参加を促しています。

ネットの反応

• 個人事業主が収入増で散財し、税金滞納に苦しむことが指摘
• 成金の高級外車や時計への散財心理が議論に
• 投資対象として魅力的でリセールバリューも高い
• 高級外車オーナーに対する税務調査の必要性を感じる声
• 庶民からの厳しい取り立てと税金の使われ方に疑問を持つ意見

フェラーリF12tdfとは？

フェラーリF12tdfは、2015年に発表された特別限定モデルで、フェラーリのF12ベルリネッタを基にした高性能スポーツカーです。このモデルは、世界限定799台で生産され、その価値は軽く億を超えることもあり、コレクターや自動車愛好家の間で非常に人気があります。F12tdfは性能だけでなく、フェラーリの伝統とレーシングスピリットを体現した象徴的な存在です。

開発背景

F12tdfの開発は、1950年代から60年代にかけて開催された伝説の耐久ロードレース「ツール・ド・フランス」に敬意を表するために行われました。特に1956年型250GTベルリネッタが4度連続で勝利を収めたことから、このレースはフェラーリにとって重要な意味を持っています。

エンジン

F12tdfは、6,262ccV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は740CVから780CVに向上。最大トルクも690Nmから705Nmに増加しています。驚異的な比出力125CV/1Lを実現しており、加速性能は非常に優れています。

デザイン

F12tdfは、フェラーリ・スタイリング・センターによってデザインされ、官能的で力強いフォルムが特徴です。エアロダイナミクスの最適化と美しさの両立が求められ、以下のような特徴があります：

• 進化したエアロブリッジ: 空気の流れを最適化し、ダウンフォースを向上。
• カーボンファイバーの積極的な使用: 軽量化と強度の向上を実現。
• 複雑なフロントバンパー形状: 効率的なエアフローを確保。
• 拡大されたリアスポイラー: 高速走行時の安定性を向上。

まとめ