読売ジャイアンツ(巨人)が、FA権を行使した日本ハムの松本剛外野手(32)を獲得候補としてリストアップしたことが分かりました。
2022年にパ・リーグ首位打者を獲得した好打者であり、打線強化と外野再編の中心選手として注目されています。
阿部慎之助監督体制2年目となる来季、チームはV奪回へ向け本格的な補強モードへ。
その第一弾として、実績と人間性を兼ね備えた松本剛に白羽の矢が立ちました。
2022年にパ・リーグ首位打者を獲得した好打者であり、打線強化と外野再編の中心選手として注目されています。
阿部慎之助監督体制2年目となる来季、チームはV奪回へ向け本格的な補強モードへ。
その第一弾として、実績と人間性を兼ね備えた松本剛に白羽の矢が立ちました。
point
・巨人がFA宣言した松本剛の獲得を本格検討
・22年首位打者の打撃力と守備力を高評価
・外野レギュラー不在の課題を埋める切り札に
目次
FA宣言した松本剛、巨人が調査を本格化
11月11日、日本ハムが松本剛の国内FA権行使を正式発表。 これを受けて、巨人が水面下で進めてきた調査を本格化させたことが明らかになりました。松本は「他球団の評価を聞いてみたい」とコメントし、新天地を視野に入れた挑戦を決断。 球団への感謝を述べつつ、キャリア14年目での大きな決断を下しました。 巨人は即戦力かつ経験豊富な外野手として、その動向を注視しています。
阿部監督が狙う“打線再生”の軸に
今季の巨人はセ・リーグ3位に終わり、チーム打率はリーグ5位と苦戦。 特に外野陣の固定が課題で、丸佳浩の高齢化や若手の波に悩まされました。阿部監督は来季に向けて「打てる外野手の確保」を明言しており、松本の広角打法はその戦略に合致。 得点力向上とチーム内競争の刺激、両面での効果を狙っています。
首位打者経験者の打撃力と走塁技術
松本剛は2022年、打率.347で首位打者とベストナインを獲得。 広角に打ち分ける技術と、50盗塁を超える走力でチームに貢献しました。2023年はケガや若手の台頭もあり、出場66試合・打率.188と不振に終わりましたが、 リーダーシップや守備面の安定感を含め、阿部監督が求める“勝てる選手”像に合致します。
巨人外野陣の現状と補強ポイント
巨人の外野陣は現在、丸(36歳)、キャベッジ、中山、佐々木らが中心。 しかし、いずれも安定した成績を残せておらず、固定メンバー不在が続いています。松本が加入すれば、リードオフマンや中軸の選択肢が広がり、守備面でもセンター・ライト両方を任せられる貴重な戦力になります。 チーム内では「経験と人望を兼ね備えた存在」として期待が高まっています。
FA市場での競合と条件面
日本ハムは宣言残留を認めており、松本に対して誠意ある条件を提示済み。 他球団も興味を示しているとされ、争奪戦となる可能性があります。巨人は年俸1億円超クラスの契約を検討しており、 阿部監督直々の“口説き”も視野に入れているとの報道も。 補強第1号として成立すれば、チームの士気向上に大きな効果をもたらすでしょう。
松本剛の人物像と“帝京ライン”
松本は埼玉・川口市出身で、東京・帝京高校出身。 同校出身者には阿部監督をはじめ、多くのプロ野球選手が名を連ねています。人望厚く、日本ハムでは選手会長も務めたリーダータイプ。 チームメートだった矢野巡回打撃コーチとの関係も深く、巨人移籍後もスムーズに順応できる可能性が高いと見られています。
松本剛のキャリアと今後の展望
2012年ドラフト2位で日本ハムに入団し、通算773試合出場・打率.265、14本塁打、157打点。 確実性の高いバッティングに加え、守備・走塁・統率力と三拍子揃った選手です。FA移籍が実現すれば、巨人の外野再建だけでなく、チーム文化の再構築にも寄与する存在となるでしょう。 阿部監督が掲げる“攻守一体のチーム作り”において、松本の加入は象徴的な一手となりそうです。
FAQ|松本剛FA移籍報道のポイント
Q1:松本剛はどんな選手?
A1:2022年のパ・リーグ首位打者で、守備・走塁・人望に優れた外野手です。
Q2:なぜ巨人が獲得を狙う?
A2:外野の固定ができず、打撃力と安定感を兼ね備えた松本の加入がチーム再建の鍵になるためです。
Q3:他球団も興味を示している?
A3:複数球団が調査しており、争奪戦になる可能性があります。
Q4:日本ハムに残留する可能性は?
A4:宣言残留を認めており、条件次第では残留の道も残されています。
Q5:巨人に加入した場合の起用法は?
A5:センターまたはライトのレギュラー候補として起用され、リードオフマンやつなぎ役が期待されています。
まとめ|V奪回へ、巨人が動く“再生のピース”
巨人がFA市場で最初に狙いを定めたのは、実績と人格を併せ持つ松本剛。
外野の不安定さを埋める補強として、そしてチームの結束を高める存在として、
その加入が実現すれば来季のV奪回に向けた起爆剤となる可能性があります。
阿部監督のもと、若手とベテランが融合する新生ジャイアンツ。
松本剛の決断が、その未来を左右する大きな転機となりそうです。
