2025年6月5日、東京都と大阪府の一部ローソンとファミリーマート店舗で、政府備蓄米の一般販売が始まった。
価格は1キロ360円と、一般流通価格より安く設定されており、食品価格高騰の影響を受ける家庭から注目を集めている。
コンビニでの取り扱いは初であり、今後の全国展開と市場への影響に注目が集まっている。
また、セブン-イレブンは6月17日から政府備蓄米の販売を開始します。
この政府備蓄米は無洗米に加工されており、2キロ入りで本体価格718円(税込775.44円)です。販売は順次行われます。
✅この記事で分かること
- ローソンとファミリーマートが備蓄米を小分けで販売開始
- 東京都と大阪府の一部店舗が対象、順次全国展開へ
- 価格は1キロ360円から、セブンは無洗米で展開予定
- 政府備蓄米の随意契約放出に伴う市場変化とは
- コメ価格高騰への対策として注目される販売網の拡大
目次
備蓄米販売の事案概要

項目 | 内容 |
---|---|
発生日時 | 2025年6月5日(木)午前6時30分~ |
発生場所 | 東京都品川区、港区、大阪府などの一部コンビニ店舗 |
関係者 | ローソン、ファミリーマート、セブン‐イレブン、小泉進次郎農水相 |
販売商品 | 政府備蓄米(2021年産)、1キロ360円~2キロ718円 |
現在の状況 | ローソン・ファミマで先行販売、セブンは6月17日開始予定 |
🔁販売詳細と店舗展開の時系列
- 6月5日 午前6時30分:ローソン品川店舗で1キロ・2キロパック販売開始
- 6月5日 午前8時:ファミマ港区店舗で1キロ袋販売開始(約30分で完売)
- 6月14日~:ローソンが全国(沖縄除く)展開開始予定
- 6月17日~:セブンイレブンが無洗米(2キロ718円)で販売開始
- 6月末までに:セブンは全国5000店舗以上で販売予定
備蓄米販売の背景と類似事例(比較表)

比較項目 | これまでの販売 | 今回のコンビニ販売 |
---|---|---|
販売チャネル | スーパー・米卸業者 | コンビニ(ローソン・ファミマ・セブン) |
商品形態 | 主に5~10キロ単位 | 小分け1キロ・2キロ |
値段 | 平均1キロ430~500円 | 1キロ360円、2キロ718円(無洗米) |
利便性 | 店舗限定・売切多発 | 全国展開・利便性高 |
政策対応 | 農水省による試験導入 | 農相視察・本格流通段階 |
社会的反響と現場の声
- SNSでは「ようやく手に入った」「ありがたい」「冷蔵庫に保管できて助かる」と好意的な声が相次ぐ
- 購入者の50代男性:「臭みが少ないと聞いたので試したい」
- ファミマ細見研介社長:「銘柄米の価格引き下げにも取り組む」
- 小泉進次郎農相:「米価格の安定に向けた大きな一歩だ」
❓FAQ(よくある疑問5選)
Q1: 備蓄米とはどんなお米ですか?
A1: 政府が災害備蓄や市場調整目的で保管している古米。今回は2021年産が対象です。
Q2: なぜコンビニで販売されるようになったのですか?
A2: スーパーでの売り切れが続いたため、利便性の高いコンビニへ流通を広げる政策の一環です。
Q3: 値段はどれくらい安いのですか?
A3: 一般市場では1キロ430円以上のところ、備蓄米は1キロ360円前後で販売されています。
Q4: 味や品質に問題はないのでしょうか?
A4: 古米のため風味はやや劣るが、炊き方次第で通常のご飯と大差なしと評価されています。
Q5: 今後の販売スケジュールは?
A5: ローソンとファミマは6月中に全国展開予定、セブンイレブンも6月末までに5000店舗へ拡大します。
まとめと今後の展望
- 備蓄米の流通拡大はコメ高騰対策として有効
- コンビニ販路は「誰でも買える米」への転換点
- セブンによる無洗米展開は調理面での利便性向上を狙う
- 政府の随意契約制度の透明性・公平性にも注目が集まる
- 銘柄米との競合が価格改定を促す可能性
- 国民の食生活と食糧政策の接点が問われている
🖋炊きたての温度で届く政策のぬくもり
備蓄という「見えない資産」が、今まさに食卓の安心として形になろうとしている。
米の香りが立ちのぼる朝、その一膳が、ただの食事ではなく社会の温度を映す鏡であることに、私たちはもっと敏感でありたい。
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