大阪市中央区で高級雑貨や家具、アパレルなどのカタログ通販を手がける「ロイヤルステージ」が、2026年9月30日付で事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。
ピーク時には約50億円の売上高を計上していましたが、その後は減収基調が続き、2026年3月期には約30億円まで縮小しています。負債総額は現在調査中です。
この記事では、ロイヤルステージの事業停止について、売上高の推移や経営悪化の背景、今後の破産手続きを中心に整理します。
・ロイヤルステージが2026年9月30日付で事業を停止
・破産申請の準備に入り、負債総額は現在調査中
・ピーク時約50億円だった売上高が2026年3月期には約30億円まで減少
・高齢の主要顧客による外出控えや衣料品販売の低迷などが業績に影響
・今後は破産申請や負債総額などの詳細が焦点
ロイヤルステージの事業停止・破産申請準備の概要
今回明らかになったのは破産手続開始決定ではなく、事業を停止して破産申請の準備に入った段階です。まず会社の事業内容や売上規模などを確認します。
基本情報
☑ 企業名:ロイヤルステージ
☑ 所在地:大阪市中央区
☑ 事業内容:高級雑貨、家具、アパレル、ジュエリー、食品などの通信販売
☑ 事業停止日:2026年9月30日
☑ 手続き:破産申請の準備中
☑ 負債総額:調査中
東京商工リサーチによると、ロイヤルステージは2005年設立の通販会社です。かつて大手商社の社内ベンチャーとして活動し、その後、経営陣による買収を経て独立しました。
年300万部以上を発行する自社カタログや直販サイトを通じ、比較的高価格帯の商品を販売していたことが特徴です。
売上高50億円から事業停止までの経緯と時系列
ロイヤルステージはピーク時に約50億円を売り上げていました。しかし、その後は顧客の購買意欲低下などを背景に減収が続き、事業継続が難しくなりました。
主な経過
2005年:ロイヤルステージ設立
2007年3月期:売上高約50億円を計上
2018年3月期:売上高約35億円に減少
2021年3月期:売上高約34億円まで減少
2026年3月期:売上高約30億円まで減少
2026年9月30日:事業を停止
2026年10月:破産申請の準備に入ったことが判明
東京商工リサーチによると、2007年3月期に約50億円だった売上高は、2018年3月期には約35億円となり、長期的な減収基調が続いていました。
さらにコロナ禍では、外食など外出機会の減少によって高級ドレスなどの販売が落ち込み、2021年3月期の売上高は約34億円となりました。
その後も十分な回復には至らず、2026年3月期には約30億円まで減少。ピーク時と比較すると売上高は約20億円、率にして約4割縮小した計算になります。
ロイヤルステージの業績悪化の背景と原因
業績悪化の背景には、一時的な販売減少だけではなく、主要顧客の購買行動の変化や衣料品需要の低迷など、複数の要因が重なったとみられます。
東京商工リサーチによると、ロイヤルステージは高級アパレルやジュエリー、食品など、高単価の商品をカタログや直販サイトで販売していました。
しかし、顧客の購買意欲が弱まり、売上高は長期的な減少傾向に入りました。さらに新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで、高級ドレスをはじめとした衣料品の販売が落ち込んだとされています。
コロナ禍の収束後も、主要顧客である高齢者の外出控えが続き、衣料品の販売は十分に回復しませんでした。
売上高の減少に歯止めがかからない状況が続いたことで資金繰りが厳しくなり、最終的に事業停止と破産申請準備に至ったと報じられています。
事業停止による影響と今後の破産手続き
事業停止によって今後注目されるのは、正式な破産申請の時期や負債総額、取引先などへの影響です。現時点では負債額など一部の詳細は判明していません。
ロイヤルステージは2026年9月30日付で事業を停止しているため、従来の通販事業についても今後の対応を確認する必要があります。
特に利用者にとっては、注文済み商品の発送、代金の支払い、返品や問い合わせなどがどのように扱われるのかが重要になります。
一方、取引先にとっては売掛金などの債権がどのように扱われるのかが焦点となります。正式に破産手続きへ移行した場合には、裁判所や破産管財人などから示される案内を確認することが重要です。
なお、現段階は「破産申請の準備に入った」と報じられている段階であり、「破産手続開始決定を受けた」という状況とは異なります。
ロイヤルステージの事業停止でよくある質問
ロイヤルステージの事業停止と破産申請準備について、現時点で確認できている情報をもとに、読者が抱きやすい疑問を整理します。
Q:ロイヤルステージはすでに破産したのですか?
A:現時点で報じられているのは、2026年9月30日付で事業を停止し、破産申請の準備に入ったという内容です。破産手続開始決定とは段階が異なります。
Q:ロイヤルステージの負債総額はいくらですか?
A:東京商工リサーチによると、負債総額は現在調査中とされています。
Q:売上高はどのくらい減少したのですか?
A:2007年3月期の約50億円から、2026年3月期には約30億円まで減少しています。ピーク時との比較では約20億円の減少です。
Q:なぜ業績が悪化したのですか?
A:顧客の購買意欲低下に加え、コロナ禍による外出機会の減少や、その後も主要顧客である高齢者の外出控えが続き、衣料品販売が伸び悩んだことなどが報じられています。
Q:今後はどうなりますか?
A:破産申請に向けた準備が進められているとされ、今後は申請時期や裁判所の判断、負債総額などの詳細が焦点となります。
まとめと今後の見通し
ロイヤルステージはピーク時に約50億円を売り上げたカタログ通販会社でしたが、長期的な減収や衣料品販売の低迷などにより、2026年9月30日付で事業を停止しました。
2007年3月期に約50億円だった売上高は、2018年3月期に約35億円、2021年3月期に約34億円、2026年3月期には約30億円まで減少しています。
高価格帯の商品を扱う通販事業において、主要顧客の消費行動や外出機会の変化が業績に影響した事例としても注目されます。
今後の確認ポイント
・正式な破産申請がいつ行われるのか
・破産手続開始決定に至るのか
・調査中となっている負債総額
・通販利用者や取引先への対応
・債権者や関係先への今後の案内
