【速報要約】新潟県内の特殊詐欺被害が深刻化、お盆を前に警察が家族での対策を呼びかけ
今年5月までの県内被害額は約14億円、件数は212件に達しています。高齢者だけでなく全世代が標的となる中、新潟西署などは家族が集まるお盆の機会を活用した防犯対策を強く求めています。
この記事で分かること:新潟県内の被害実態、警察を騙る最新の手口、防犯アプリや家族で今すぐできる具体的な防止策
📌 このニュースの要点まとめ
- 2026年5月までの新潟県内特殊詐欺被害は212件・約14億円
- 「警察官」を騙り口座番号を聞き出す悪質な手口が多発
- 高齢者のみならず、スマホ世代を含む幅広い年代が被害に
- お盆の帰省時に「防犯アプリ設定」などの家族間サポートが鍵
警察官が戸別訪問でお盆前の警戒呼びかけ
家族が集まる機会が増えるお盆の時期を前に、新潟県警新潟西署の警察官が地域の住宅を直接訪問し、特殊詐欺への警戒を呼びかけました。
訪問現場では、不審な電話を自動判別してブロックするスマホ用アプリや、犯罪発生情報を通知する県警公式アプリの導入が推奨されています。
戸別訪問を受けた住民からは「変な電話がよくかかってくるが、アプリの設定が分からない。帰省する息子に相談したい」といった声が聞かれ、世代間でのサポートが不可欠な現状が浮き彫りになりました。
被害額はすでに14億円!「警察」を騙る巧妙な手口
新潟県内における今年の特殊詐欺被害は、5月時点の集計で212件、被害総額は約14億円という極めて深刻な数字に上っています。
特に目立つのは、警察や行政機関になりすます手法です。
実際の住民体験談として「警察から『2万9000円ほどの払い込みがあるので口座番号を教えてほしい』と電話があった」という具体的な証言も寄せられています。
⚠️ 警察からの金銭要求は100%詐欺です
警察や公的機関が電話やSNSで口座番号を聞いたり、暗証番号の提示、振込・お金の要求をすることは絶対にありません。そのような連絡があった場合はすぐに電話を切り、警察に通報してください。
全世代が対象!お盆に家族で実施すべき3つの防犯対策
新潟県警生活安全企画課の高橋雅樹室長は「特殊詐欺は高齢者だけの問題ではなく、幅広い世代が被害に遭っている」と警鐘を鳴らします。
お盆休みに家族が集まるタイミングは、防犯環境を一気に整える絶好のチャンスです。以下の3つの対策を家族全員で確認・実施しましょう。
1. 自動着信拒否機能・防犯アプリの導入
不審電話を自動ブロックするアプリの導入や、固定電話の迷惑電話防止機能を設定します。操作に不慣れな親のスマホや固定電話を、帰省した子が設定してあげる作業が効果的です。
2. 県警公式防犯アプリの共有
地域でどのような詐欺や犯罪が発生しているかをリアルタイムで把握できる防犯アプリを家族でダウンロードし、防犯意識を高めます。
3. 合言葉と「即相談」ルールの決定
お金や個人情報に関する不審な電話がかかってきた際、一人で判断せず必ず家族に確認するルールを決めておきます。
今すぐ確認!特殊詐欺の手口と予防策まとめ
| 偽装される主な連絡先 | 主な要求・文句 | 正解の対処法 |
|---|---|---|
| 警察・官公庁 | 「未払い金がある」「口座番号を教えて」 | 即切断して警察(#9110)へ相談 |
| 金融機関・カード会社 | 「カードが不正利用された」「暗証番号が必要」 | 答えず切断、公式窓口へ掛け直す |
| SNS・LINE上の有名人 | 「絶対に儲かる投資がある」「指定口座に振込を」 | 100%詐欺と判断しブロック・無視 |
よくある質問(FAQ)
Q1. 警察官を名乗る電話が本当に本物かどうか見分けるには?
A. 警察が電話口で銀行口座番号や暗証番号を聞いたり、金銭の支払いを求めることは絶対にありません。少しでも不審に思ったら一度電話を切り、警察相談専用電話(#9110)や最寄りの警察署の代表番号へ確認してください。
Q2. 高齢の親がスマホの迷惑電話対策アプリを使えそうにありません。
A. お盆などの帰省時に家族が設定を行ってあげるのが一番確実です。また、固定電話向けには通話録音機能付きの迷惑電話防止機器を取り付けるのも有効な手段となります。
Q3. 若い世代でも騙されるケースは増えていますか?
A. はい。SNSをきっかけとした副業・投資詐欺や、フィッシング詐欺メールによる被害など、若年層や現役世代の被害も増加傾向にあります。世代に関わらず注意が必要です。
Q4. 詐欺の被害に遭ってしまったかもと思ったときはどこに相談すべきですか?
A. 振込を行ってしまった場合はすぐに該当の金融機関へ連絡し口座凍結の手続きをとると同時に、速やかに警察(#9110または最寄りの警察署)や消費者ホットライン(188)へ相談してください。
まとめ:被害を防ぐ最大の鍵は「家族のコミュニケーション」
新潟県内で14億円もの被害が出ている特殊詐欺は、もはや他人事ではありません。「自分や家族は大丈夫」と思い込まず、お盆の集まりを機にアプリの設定や電話ルールを話し合うことが、大切な財産と命を守る一歩になります。
情感的締めくくり
一本の電話が、これまで平穏に積み重ねてきた大切な家族の日常や財産を一瞬で壊してしまう。特殊詐欺の本当の恐怖は、奪われるお金の額だけではなく、被害に遭った人が「騙されてしまった」と自分を責め続ける心の傷にもあります。
「私は大丈夫」「うちの親に限って」という無意識の過信こそが、悪質な詐欺グループにつけ込まれる最大の隙になります。技術や手口がどれほど高度化しても、それを防ぐ最後の砦となるのは、身近な人との日頃からのつながりと温かい声かけです。
あなたはこのお盆、大切な家族とどんな言葉を交わし、どんな安心をプレゼントしますか?
ただ久しぶりに顔を合わせるだけでなく、防犯設定を一つ手伝ったり「困ったときはすぐ相談してね」と伝えること。そのわずかな配慮と行動が、未来の悲劇を未然に防ぐ確かな絆になるはずです。

